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!!!野村HD会長・氏家純一氏に問いたい!!!

本日の朝日新聞朝刊に、野村HD会長・氏家純一氏のインタビューが載っていましたね。
気になった点は2点。

一点目。
インタビュアー:今回の危機の真因は?
氏家氏:米国の金融資本の拡張の速度が実体経済に比べて速すぎた。

私の疑問:早すぎたのは偶然か必然か、どちらなのでしょう?
レバレッジ経済に置いて、これは必然的な現象であり、これすなわちバブルであります。
一旦弾けた以上、そのバブルは修復不可能だと、私は考えるのでありますけどね?
レバレッジ経済が続行される以上、時間を稼げば実体経済が追い着くということは永遠にないと思うのですけどね?

二点目。
インタビュアー:米国が広めた市場主義の現状をどうみるか?
氏家氏:(住宅ローン債権の)証券化自体には罪は無い。複雑になりすぎて格付けの制度が下がったことが問題。

私の疑問:そもそも証券化は何のためにするものでありましょうか?
本来はリスクの分散が目的であるはずでございます。
しかし現状は、リスクを分散し複雑化することで、利益をあげる仕組みなのでないですか?
例えばこういうことです。
破綻確実のリスク度100%のAという商品を3分割し(A1~A3)、同じようにリスク度100%のBとCの商品も3分割します(B1~B3、C1~C3)。
これを組み合わせたA123という商品のリスクは何%でしょうか?
破綻確実のリスク度100%であります!
これに実態以上の価格をつけるのが、今の証券化ビジネスのモデルなのではないですか?(笑)

バフェットのGS出資にしても優先株がついていますし、ソロスも米国の不良債権買取は優先株の形でするように異議を唱えております。
つまり!
必ずしも資本家は、今のレバレッジ経済の相場水準を買い支えようとは、考えていないということであります(笑)

私はこの手のニュースで見るべきことは、回答者がどのようなポジションを持っているかを確認することだと思っております。
私は、野村HDは今のレバレッジ経済に対し、全力買いに近いのポジションを持っていると判断したのですが、いかがでしょうか?(笑)

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