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たとえ世界の支配者が「人・物・カネ・情報」を備えたとしても・・・

たとえ世界の支配者が「人・物・金・情報」を備えたとしても、その世界が崩れ去る時はやってきます。
「信頼」
これがなくなったら、何もかもが崩壊するのでございます。
今のグローバル経済を検証いたしますと、

・「人」は新興国にいる。
・「物」は原油価格が高騰したように、足りない。技術の進歩には今しばらく時間がかかる。またレバレッジ経済を追い越すスピードの技術革新は永遠にない。
・「カネ」は金融収縮で減少
・「信頼」は、新興国政府の暴走や金融工学のインチキがバレ、その欠片さえも粉砕

といったところでしたが、また一つニュースが入ったようです。

米議会、金融安定化策で大筋合意=ペロシ下院議長

9月28日14時12分配信 ロイター

 [ワシントン 28日 ロイター] 米議会の指導部は28日、最大7000億ドルの公的資金を使った金融機関の不良資産買い取りなどを含む金融安定化策の協議で大筋合意した。ただ、最終的な法案化にはまだ時間を要する見通し。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080928-00000681-reu-bus_all

これによって何が変わるのか。
再検証ですよ。

・「人」は新興国にいる
→ 「変わらず」
・「物」は原油価格が高騰したように、足りない。技術の進歩には今しばらく時間がかかる。またレバレッジ経済を追い越すスピードの技術革新は永遠にない。
→ 「変わらず」
・「カネ」は金融収縮で減少 
→ 「減少を将来へ転嫁」
・「信頼」は、新興国政府の暴走や政情の悪化、金融工学のインチキがバレ、その欠片さえも粉砕 
→ 米国の努力は認めるが、新興国政府の暴走や政情の悪化に劇的な変化無し、新たな資本流動のモデルも何ら誕生していない。

という、私の再検証結果です。
レバレッジ経済は、実体経済に近づくのが、現実だと思います。
日本という国にとっては、その方がずっと有益です。
海外で現地生産する企業には一見不利ではありますが、元々今の成長のペースには無理があったのです。
世界中の庶民が生活に苦しむような、世界経済の成長ははっきりいって、目的を見失った「悪行」であります!
日本の生み出した富を海外に投資という形で流出させるよりは、国内での研究開発に注ぎ込んだり、一般の被雇用者に還元したりすることで、内需を拡大させた方が、ずっと有益であります。
そしてそれはすでに動き出していることを、私は最近はほぼ確信しているのでありますよ(笑)

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