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日経平均の大底はいくらか? ~ 私の考察!

日経平均株価の大底はいくらか?
多くの投資家が関心を持っていると思いますので、私の考えを述べます。
結論から言いますと、7600円割れは起こすのではないかと考えております。

この問題を解く鍵は、私は2つあると思います。
一つはバブル崩壊後、日本経済は成長したかどうかという点。
もう一つは、証券市場に流入する資金は増えているかどうかという点であります。

一つ目の、バブル崩壊後、日本経済は成長したかどうかという点についてですが、私は成長したと思っております。
ですので03年4月につけた7607円を、実体経済が下回ることは、ありえないのであります。
また証券市場に流入する資金は増えているかどうかという点についても、私は増えていると感じております。
しかしこのことが逆に、日経平均が7600円割れを起こす原因になると、私は考えるのです。

なぜならこの状況が、株の売り手にとっては、損をするばかりの状況だからです。
私は証券会社のビジネスモデルと言うのは、高値で株を売って、安値で株を買い戻す、この繰り返しだと認識しております。
ですので、一方的に買われてしまっては、売り物となる商品の株が無くなってしまうのでございます。
これを何としても安く仕込み直さなければならないと、考えるのであります。
そのための一つのプロジェクトが、株券の電子化であり、今回の株の大暴落であったと考えるのであります。

実体経済のバブルは復活すると考えている企業組織は、案外多数あるのではないでしょうか?
つまり、証券化ビジネスが詐欺的なモノであったことが暴露された重大性を、未だ認識していない企業組織がこの日本にも多数あることに、私は注目しているのであります。
しかし私はこの日記でも何度も触れているように、始めは売り仕掛けのためのバブル崩壊であったものが、ホンモノのバブル崩壊になってしまっている!と考えているのであります。
このことが、グローバル経済の再生を遅らせ、日本の輸出関連企業の業績低迷を長引かせるのではないかと考えております。

実際問題、いくらグローバル経済が停滞したとしても、輸出関連企業のファンダメンタルは、バブルが崩壊した後の03年4月よりは、現在も未来もはるかに強固であります。
しかしながら、株を安く買い戻したい連中にとっては、安く買えるチャンス(下げ材料)があるうちは、とことん安くする方針をとるのではないかと、考えているのであります。

以上が私の、日経平均7600円割れが起こるのではないか、という考えの解説でございます。
もちろん、「まだ株価下がるなら、一旦持ち株を全部売って、安くなってから買い戻そう!」などいうことを皆さんがしたら、株価はその瞬間が大底でございます!
マーケットメーカーが株を安く仕込んでしまったら、株価を下げる必要など、どこにもないのですからね・・・。
買いたくても売って株価を下げざるを得ないマーケットメーカーに、コツコツと買い増しでついていくのが、私の投資戦略でございます(笑)

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